変わるためには、毎日の習慣から見直そう

変わりたい! こんな自分嫌い! 生きている意味を見つけたい! そんなことを考えているあなたに向けて 日々の生活から見直すことで、自ずとあなたの思いを叶える結果になる。 そのために、必要な考え方を書かせていただきます。

Case study.2

顕在意識と潜在意識の関係を理解しよう!
 

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例えば、「勉強」です。
 
勉強しなければいけないと分かっていても、ついついスマホ
 
インスタやTwitterだったり、Youtubeだったり、
 
をしてしまって、気づいたら、夜遅くに、、、
 
「もっと早くやっておけばよかった」と後悔した経験はありませんか?
 

「勉強 集中」の画像検索結果

 
実は、これは、
 
顕在意識と潜在意識のことを知っていると、理論的に説明ができるのです!
 
顕在意識と潜在意識の性質も、さっと確認しておくと、
 
顕在意識は、「自分で認識している意識:理性の意識」であり、
やる・やらないを、理性を持って判断しています。
 
潜在意識は、「自分で認識できていない意識:本能性の意識」、「無意識」であり、
やる・やらないを、本能を持って判断しています。
 
つまり、
 
「勉強しなければならない!」と思っている騎手(顕在意識)
 
「勉強したくない!」と思っている馬(潜在意識)
 
と当てはまり容易に理解することができます。
 
そうして、
 
(1)騎手と馬の仲がいい場合(騎手>馬)
 
馬(潜在意識)がいうことを聞いてくれるので、勉強がすぐ終わることでしょう。
 
(2)騎手と馬の仲が普通の場合(騎手<=馬)
 
とりあえず、勉強を初めてみることはできるものの、
 
スマホが気になって触ってしまう。
 
一旦、休憩と言って、
 
YoutubeSNSを見てしまう。
 
 
これは、夏休みや冬休みのような長期休みであればあるほど、実感しやすい方は多いのではないでしょうか。
 
つまり、馬=潜在意識を手懐け、コントロールできるということは、
 
自分をコントロールするためには、必要不可欠なことであると言えるでしょう。

Case study.1

「food reserve」の画像検索結果

 
例えば、「お腹が空いてない」という人がいたとして、その人に食事が出されたとしましょう。
 
そうすると、「まあ、お腹が空いてないけども、出されたものは食べますか」といって食べたとしましょう。
 
ここで問題になってくるのは、
 
本当にお腹が空いていなかったのか
 
本当に食べる欲求はなかったのか
 
という問題です。
 
当然、対象となる食べ物に対して、口に入れ、胃袋の中に入れるわけですから、
 
この人は少なくとも"空腹感"を自分自身では感じていなかったけれども、
 
ものを口に入れ、胃袋に通すという働きを行うだけの、食べ物に対する"欲求"は存在している
 
ということになります。
 
なぜならば、もし、その人の最も毛嫌いするような食べ物を並べた場合、
 
その人が食べるかどうかを考えれば、よくわかると思います。
 
つまり、

食べる・食べないを決めているのは、「騎手」
好きな食べ物を見ると唾液が出てきたり、食べたくなるのは、「馬」
 
に当てはめることができます。
 
したがって、
 
騎手 =「お腹すいたから、ご飯食べよう」などの論理的な思考、意思決定
馬 =「好きな食べ物を見ると唾液が出てくる」などの過去の経験をもとにした感情や感覚
 
という関係性があるとわかります。

自己分析しても、解決策がわからない(>人<;) そんなお悩み持っていませんか?

 

 
日々の自分の行動、言葉づかい、気持ちに注意を向けることで、
 
本当の自分に出会いませんか?
 
 
就活になって、大学生になって、志望校決める時になって、
気づくこと・・・
 

『私って、何がしたいんだろう?』

 
こんなお悩みを抱いたことがあるのではないでしょうか?
 
『どうやったら、自分がしたいことを見つけられるんだろう?』
 
『いろいろな本を読んでみればいいのかな、、、』
 
『友達や両親のような親しい人に、「自分ってどんな人?」って聞いてみたらいいのかな、、、』
 
『とりあえず、1人旅に出てみたら、何か見つけられるかも!』
 
そうして、見つかりましたか?
 
 
たぶん、見つかった人は多くないと思います。
 
 
 
結論から言うと「自己分析」のやり方の方向違います。
 
 
 
自己分析というと、
 
AIのような機械を使っての分析や
 
エニアグラムのような今までの人間の統計からの分析を
 
思い浮かべる人が多いと思います。
 
 
ですが、
 
よく考えてみてください。。。
 
同じ人間が、1人としているのでしょうか?
 
 
むしろ、今まで生きてきた人の統計結果から自分を分析して、
 
自分を説明されてしまったら、
 
予想通りの人間ということになってしまいませんか?
 
とてもつまらない・魅力のない同じ人間だと思いませんか?
 

そんなことあったら、とても悲しいと思いませんか?

 
 
このように考えてみると、

「悩む」の画像検索結果

意外と自己分析って、奥が深いんだなと思われたのではないでしょうか。
 
だからこそ、難しく、いろいろな方法が紹介されています。
 
 
どの方法も大幅に間違っているものはありません。
 
しかしながら、、、
 
どの方法も、本質から、根本から説明しているものは、
 
調べた限り見つかりませんでした。
 
どうでしょうか?
 
ここを読んでいるあなたは、
 
なぜ、自分のしたいことを知りたいのですか?
 
なぜ、本当の自分を知りたいのですか?
 
なぜ、性格を知りたいのですか?
 
このなぜ、つまり、目的を知ることが必要なのではないでしょうか?
 
今、何を考えていますか?
今、何に悩んでいますか?
そして、これから、どうしたいと考えていますか?

 

今後の人生を考えることは、何も悪いことではありません。

 

むしろ、それは、自分の人生を考えない人に比べれば、

 

考えているあなたは、自分に正直なのです。

 

まず、自分が
 
どんな時に、
どんな気持ちになったり
どんな行動をしたり
どんな言葉を発しているのか
 
そこから振り返り、考えてみてくださいね! 
 
 
この振り返りを後押ししてくれる、手助けしてくれる考え方・概念が、
 
大きく2つあります。
 
その2つとは、「意識」と「因果応報」です。
 
まだ、何のことだか、「さっぱり?」 かと思いますが、
 
別の記事で、「意識」と「因果応報」について、
 
それぞれ書いていきますので、そちらをご覧ください。
 

1人でも多くの方が、これを読み、本当の自分に気づき、人生をよりよく、幸せに生きていくお手伝いができればと思っています⭐️

自分とは何か?〜意識の構造を理解しよう〜(実践方法あり)

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こんな問いにぶつかったことありませんか?
 
「自分は何がしたいのか?」「自分の生まれてきた意味は何か?」「自分はこの人生で何を為すために生まれてきたのか?」
 
みなさんは、この答えを手に入れるため、どんなことを今までされてきましたか?
 
きっと、「自己分析」「自分探しの旅」のような類のものをしてきたのではないでしょうか。
 
その結果、「自分とは何か?」「何をしたいのか?」の答えは見つかりましたか?
 
大抵の方は、ほとんど、答えを見つけることができていないように思います。
 
なぜ、あなたを含め、ほとんどの方が答えを見つけられないのか、
 
その理由は、わたしたちを構成している意識についての理解を深めていくことで、明解に説明できます。
 
 
⚠️🚨Caution🚨⚠️
 
ここで、注意が必要です。
 
わかっていることかもしれませんが、あえて書かせていただきます。
 
答えを知ったことで満足してしまっては、何も役に立ちません。何も変わりません。
 
それを自分を変える道具に使って初めて、手に入れた情報は、役立ったものとして価値のあるものに変化しいきます
 
この点をお忘れなきようお願いいたします。
 
 
それでは、答えを見つけたいあなたへ、変わりたいあなたへ、明解な理由を知りたいあなたへ、ご紹介していきたいと思います。
 
1.答えが見つからない理由
 
 
その理由とは、
 
自分で、自分を説明できない
 
からです。
 
きっと、当たり前のことだと思われたのではないでしょうか。
 
もしかしたら、おまえも同じことを言うと思われたかもしれません。
 
少しだけお付き合いください。
 
 
なぜ、「説明できない=答えが見つからない」となるのか?
 
あなたは、納得がいく説明をしてもらいましたか? 
 
また、あなたは、納得させる説明ができますか?
 
 
今までに、「あ〜、またか!」と思って、話しを聞くのをやめてしまったり、読むのをやめてしまったりして、
 
納得の行く説明を、聞きそびれて来ませんでしたか?
 
今回が最後だと思って、ちょこっとだけ聞いてみませんか?
 
きっと、ここで踏みとどまれるあなたは、答えを見つけることができるでしょう。
 
これから、「あなた自身を説明できない。=答えが見つからない。」について、
 
次の章でご説明したいと思います。
 
 
2.答えが見つからない理由、説明できますか?
 
それでは、まず、次の質問に目を通してみてください。
 
あなたは、男性ですか?女性ですか?
 
あなたは、今、何歳ですか?
 
誕生日はいつですか?
 
出産時刻は何時何分ですか?
 
あなたの好きな食べ物は何ですか?嫌いな食べ物は?
 
 
どうでしょうか?
 
これらの質問であれば、比較的簡単に誰もが答えられると思います。
 
では、次の質問はどうでしょうか?
 
 
あなたは、自分が何から身体できているか、考えたことはありますか?
 
自分という人間は、何からできているか、考えたことはありますか?
 
あなたは、どんな時に、笑ますか?
 
あなたは、どんな時に、泣きますか?
 
あなたは、どんな時に、怒りますか?
 
あなたは、どんな時に、焦りますか?
 
 
意外と答えられたり、答えられなかったりするのではないでしょうか。
 
これこそがまさに、「あなた自身を説明できない。=答えが見つからない。」の原因です。
 
 
例えば、ここにある人がいたとしましょう。そのある人が恋をしたとしましょう。
 

「恋に落ちる」の画像検索結果

 
その恋を始めたときと、恋が中程度になったときと、恋が終わりに近づいたときと、
 
これらでは、好意を抱いている人に対する捉え方が変わってきます。
 
例えば、短い期間において恋をしたとしましょう。
 
初めは、「ああ、いいな〜!」と思っていたのが、徐々に徐々にかっこよく・美しくなっていったとしましょう。
 
そして、何をとっても素晴らしく見えるようになっていきました。この状態は、最も恋が燃え盛っている状態と言えるでしょう。
 
さらに、その恋の炎が燃え盛っている段階から徐々に徐々に冷めていく段階で、
 
その好意を抱いていた人の欠点を、少しずつ探し出すようになっていきます。
 
そのうち、あの欠点もある、この欠点もある、その欠点もあるというように、その人に対する捉え方が変化していきます。
 
そして、その人の魅力というものを認識できなくなり、恋は終わりをむかえます。
 
 
このように、あなたが、いつ、どんな時に、どんな感情が出てくるのか、
 
それによって、どんな行動をするのか、どんな言葉を使うのか、
 
これらを自分で誰かに話すことができるようになれば、自分を理解したことになると言えるでしょう。
 
そうすることで、あなた自身を説明できない→説明できる = 答えが見つからない→見つかる」に変化します。
 
 
ただ、この作業は、とても時間がかかることであることには違いありません。
 
ですから、挫折してしまう人が多いのも事実です。
 
しかし、私たちが、お箸を何も意識せずに使えるようになったのも、自転車に乗れるようになったのも、
 
このように言葉を話たり、理解したりすることができるようになったのも、
 
思い返してみれば、毎日のちょっとずつの積み重ねでしかないのです。
 
今までの生きてきた年数の積み重ねに比べれば、そんな何週間や何ヶ月の積み重ねが勝てることの方が、
 
そもそもおかしな話です。
 
そこに気づいていただきたと思います。
 
毎日の積み重ねは、辛く苦しいことのように思えるかもしれませんが、
 
たまにやっている程度では、変化がわかりませんし、変かることはできないでしょう。
 
 
もしかしたら、学問的な根拠を示して欲しいと思っている方もいるのではないでしょうか。
 
お任せください!
 
そんなあなたのために、次の章で、その根拠をご紹介しましょう。
 
 
3.答えが見つからない理由、学問的根拠
 
 
学問においては、自分・人間をどのように定義しているのでしょうか?
 
まず、真っ先に思い浮かぶのは、心理学ではないでしょうか。
 
心理学での定義をご紹介しましょう。
 
フロイトは、私たち人間は誰しも、意識という状態を有しており、その意識にはそれぞれ性質があると説明しています。
 
その意識とは、以下のように階層構造を成していると説明しています。
 
・心の三層構造
 
  1. 意識:覚醒時の意識状態
  2. 前意識:普段意識することができないが、努力によって意識することができる層
  3. 無意識:原始的な衝動を伴った観念や記憶が抑圧意識から締め出された層
 

関連画像

 
また、この意識には、次のような性質があるとも説明しています。
 
・心の装置論(=心の構造論)
 
1)イド(id)
①リビドー(原始的な生命エネルギー)の根源
②一時過程(即時満足を追求)によって作動               *即時満足:我慢をしない
③快楽原則(快を求め、不快を避ける)によって作動
 
2)自我(ego)
①イドと現実との仲介役(人格の統合機能を果たす)
②二次過程(知覚・感覚・思考などの影響を受ける
③現実原則(外界の状況を考慮し、欲求満足を遅延
④不安を感知し、防衛規制を無意識的に始動
 
3)超自我(super-ego):良心と理想
①幼少期からの親のしつけが内在化された部分
良心(親の道徳的しつけの取り入れ;〜してはならない!)
理想(親の理想の取り入れ;〜であれ!)
 
 
心理学といえば、もう1人、忘れてはいけないユングさんがいます。
 
ユングの定義も確認しておきましょう。
 
・心の三層構造
 
  1. 意識:覚醒時の意識状態
  2. 個人的無意識:普段意識することができないが、努力によって意識することができる層
  3. 集合的無意識:原始的な衝動を伴った観念や記憶が抑圧意識から締め出された層
 

「ユング 意識」の画像検索結果

 
ここで、フロイトユングのそれぞれの定義を比較して、全体像をより深く把握していきましょう。
 

関連画像

 
上記のように、心、意識は、三層構造を成しているという点において、フロイトユングは共に同様の考え方を持っているといえます。
 
ただ、その三層構造の層の区切り方が、異なっているという点において、相違がみられるだけだということができます。
 
ここで、意識と無意識の別名をご紹介します。意識=顕在意識、無意識=潜在意識と言われています。覚えておいてください。(*日本語訳の結果、一つの英単語を二つの日本語で表すことがk、無理矢理、こじつけているわけではありません。)
 
したがって、このような意識(総称)から構成されていることを理解せず、自分とはなんぞやと、自分には何ができるのかと考えたところで意味がないということなのです。
 
ここで、またまた注意が必要点を。。。
 
ここで紹介しているフロイトユングの心理学は、本物の人間を相手に、精神分析を行った結果、発表されているものです。ある意味、心理学は統計学とも言えるのです。
 
ですから、自分には関係ないと自分自身を例外扱いしないようにしていただきたいと思います。
 
 
では、さらにこの意識の中身について、見ていくことにしましょう。
 
4.意識とは何か 〜What is consciousness?〜
 

潜在意識と顕在意識

 
この章では、第3章で、用語だけご紹介した顕在意識潜在意識について
 
詳しくご説明していきます。
 
まず、言葉の意味から確認していきましょう。
 
 
顕在意識とは、
 
文字通り、「顕(あきらか)に在る意識」のことで、
 
「自分で認識している意識:理性の意識」のことです。
 
実用日本語表現辞典には、
 
「「潜在意識」に対して、心中に明瞭に自覚されている意識などを表す表現。」
 
と書かれています。
 
例えば、、、
 
  • 「お腹すいたから、ご飯食べよう」などの論理的な思考、意思決定
  • 感情に流されずに判断する理性
  • 感覚から得られた情報を整理する知性
  • 「〜したい」という願望
  • 「〜できない」などの悩み
  • 社会的に守るべきだと考えている倫理観
  • 物事を正しく判断するための判断力
 
 
のような状態のとき、役割を果たすため、一生懸命働いている意識のことです。
 
 
潜在意識とは、
 
文字通り、「潜って在る意識」のことで、
 
「自分で認識できていない意識:本能性の意識」、「無意識」とも言われている意識のことです。
 
大辞林には、
 
「自覚されることなく、行動や考え方に影響を与える意識。心の奥深い層にひそんだ意識。」
 
と書かれています。
 
例えば、、、
 
  • 「好きな食べ物を見ると唾液が出てくる」などの過去の経験をもとにした感情や感覚
  • 様々なシーンでの感情や思考のクセ
  • 歯磨きや言葉を話すなどの意識しなくてもできる習慣
  • 過去の経験によって作られた思い込み(トラウマ)、価値観
  • 「お腹が空いた」「眠たい」などの本能的な欲求
 
のような状態のとき、一生懸命働いている意識のことです。
 
 
これらはしばしば、顕在意識:騎手、潜在意識:馬の関係で、しばしば説明されます。

例えば、「勉強」です。
 

関連画像

 
勉強しなければいけないと分かっていても、ついついスマホ
 
インスタやTwitterだったり、Youtubeだったり、
 
をしてしまって、気づいたら、夜遅くに、、、
 
「もっと早くやっておけばよかった」と後悔した経験はありませんか?
 
実は、これは、
 

「頭を抱える」の画像検索結果

 
顕在意識と潜在意識のことを知っていると、理論的に説明ができるのです!
 
「勉強しなければならない!」と思っている騎手(顕在意識)
 
「勉強したくない!」と思っている馬(潜在意識)
 
と当てはまり容易に理解することができます。
 
 
これは、夏休みや冬休みのような長期休みであればあるほど、実感しやすい方は多いのではないでしょうか。
 
つまり、馬=潜在意識を手懐け、コントロールできるということは、
 
自分をコントロールするためには、必要不可欠なことであると言えるでしょう。
 
 
例えば、「食欲」です。
 

「過食症」の画像検索結果

 
帰り道、美味しそうなカレーのにおいがしてきたとしましょう。
 
あなたは、すでに夕食を済ませています。
 
ですが、家に帰り、カレーを食べてしまいました。
 
そこで、あなたは、帰り道でカレーのいいにおいがしなかったなら、わたしはカレーを食べなかったのに。。。
 
と考えたとしましょう。
 
また、わたしは、運動をして、おなかがすいていたから食べたんだ、という人がいるかもしれません。
 
ここでは、立ち止まって考える必要があります。
 
本当に、そうでしょうか?
 
カレーのいいにおいがしなくても、運動して疲れていないくても、
 
もし、家に帰り、スナック菓子があったら、食べていたのではないでしょうか?
 

関連画像

 
つまり、
 
「お腹が空いていない」と思っている騎手(顕在意識)
 
「食べたい!」と思っている馬(潜在意識)
 
このように考えることができ、馬=潜在意識を手懐け、コントロールできるということは、
 
自分をコントロールするためには、必要不可欠なことであると、この「食欲」の例からも言えるでしょう。
 
 
このように、、、

「乗馬 フリー」の画像検索結果

 
騎手(顕在意識)が「こっちに行きたい!・あっちに行きたい!」と目的地を目指して馬を操り、
 
騎手の行きたい方向と馬の行きたい方向が同じであれば、
 
騎手の進みたい方向に進めます。
 
その結果、目的地に到着することができます。
 
ですが、
 
騎手が「こっちに行きたい!・あっちに行きたい!」と目的地を目指して馬を操っていても、、、
 
馬が、騎手のいうことを聞かなければ、、、
 
かなりの確率で、目的地に到着することはできないでしょう。
 
こんな感じですね(><)

 
この騎手と馬の例えからわかるように、
 
顕在意識と潜在意識の力には、
 
かなりの差があります。
 
 
これを心理学では、以下の比であると一般的に言われています。
 

潜在意識と顕在意識の割合

 
ご紹介してきた様々な例からわかるように、
 
顕在意識の性質を知ることよりも
 
潜在意識の性質を
 
知り、理解し、操ることができるようになることが、
 
本当の自分を知る手がかりになります。
 
さらにその先には、自分自身の生きていきたい方向に、生きていくことができるようになるとお分かりいただけたのではないでしょうか。
 
 
5.顕在意識と潜在意識を、さらに詳しく
 
第4章では、顕在意識と潜在意識の言葉の意味を説明してきました。
 
ここでは、顕在意識、潜在意識の中身は何でできているのか?について、ご説明していこうと思っています。
 
端的に、それぞれの構成要素を説明すると、
 
顕在意識は、固定観念・常識と言われるようなものによって形作られ、
 
潜在意識は、全ての経験、生きてきた中での全ての記憶によって形作られています。
 
しかし、私たちは、歳を重ねていくにつれて、日々の日常での記憶を思い出しにくくなっていくと実感している方が多いと思います。
 
そのため、潜在意識=全ての記憶ということはあり得ないのでは、考えられる方がいらっしゃるかもしれません。
 
ですが、そもそも、潜在意識とは、無意識と同義であると紹介したように、自分に自覚することができない意識のことです。
 
そのため、覚えているかいないかどうか自体を認識することはできないのです。
 
 
ここで、攻殻機動隊というアニメの一節をご紹介しましょう。
 

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「ここにこうしているのは私自身の意志だ」
「一生命体として、政治的亡命を希望する」
 
「バカな!単なる自己保存のプログラムに過ぎん」
 
「それを言うなら、あなた達のDNAも自己保存のプログラムに過ぎない」
「生命とは情報の流れの中に生まれた結節点のようなものだ」
「種としての生命は遺伝子という記憶システムを持ち」
「人は、ただ記憶によって個人たりうる」
「たとえ記憶が幻の同意語であったとしても、人は記憶によって生きるものだ」
「コンピュータの普及が、記憶の外部化を可能にした時」
「あなた達はもっとその意味を、真剣に考えるべきだった」
 
「詭弁だ!何を語ろうとお前が生命体である証拠は何ひとつない」
 
「それを証明する事は不可能だ」
「現代の科学は今だに、生命を定義することが出来ないのだから」
「私は情報の海で発生した生命体だ」
 
 
「あなた達のDNAも自己保存のプログラムに過ぎない」
「人は、ただ記憶によって個人たりうる」
 
この言葉に注目していただくと、
 
まさに、あなたとわたし、あなたと友達、あなたと恋人、あなたとご両親の違いとは、
 
記憶なわけです。
 
すなわち、経験・体験したことの違いよって、自分は他人と違う一個人であると宣言できるということです。(このアニメ、すでに20年以上前に作られたものですが、すごい意味深ですよね。。。)
 
 
ここで、顕在意識と潜在意識を操り人形と操る人に置き換えて考えてみましょう。

「操り人形」の画像検索結果

 
顕在意識=操り人形(自分だと思っている意識)
 
潜在意識=操る人(記憶、DNA)
 
と置き換えることができます。
 
 
例えば、
 
好きな食べ物、好きな異性のタイプ、好きな動物、を思い浮かべて見てください。
 
様々な食べ物がある中で、なぜ、その食べ物が好きなのでしょうか?
 
様々な異性がいる中で、なぜ、その人が好きなのでしょうか?
 
様々な動物がいる中で、なぜ、その動物が好きなのでしょうか?
 
これらを判断するためには、確実に過去の存在、
 
すなわち、記憶、経験、体験が必要になります。
 
 
例えば、
 
髪が長い女性に優しくしてもらった経験がたくさんある人は、
 
「髪が長い女性=優しい」と考えるはずです。
 
一方で、
 
夏場、太っている人が汗をたくさん流しながら、体臭があったとします。
 
そのような人にたくさん会うことで、
 
「太っている人=体臭がきつい」と考えるはずです。
 
しかし、この2例を冷静に考えれば、必ずしも、百発百中ではないはずです。
 
髪が長い女性が、みな優しいわけはありません。そういう傾向はあるかもしれませんが、100人中100人ではないはずです。
 
同様に、太っている人が、みな体臭がきついわけではありませんよね?
 
このように、わたしたち人間は、個人の記憶、経験、体験によってのみ、個人なのです。
 
 
すなわち、私たちは、自分の過去の経験・記憶の奴隷であるという表現できます。
 
だからこそ、この潜在意識=馬を手懐けて、コントロールできるようになることが、自分を変えるきっかけになるわけです。
 
では、次の章では実際にどのような方法で、コントロールしていけばいいのか、ご紹介していくことにしましょう。
 
6.〇〇で、自分を知り、変わろう
 
どのように手懐けるのか?
 
それは、潜在意識にある、
 
過去の記憶・経験を、自分が、どのように捉え、保存しているのかを、
 
確認すればいいのです。
 
そのための方法が、近年、企業でも取り入れられるようになった、瞑想なのです。
 
ですが、瞑想をするにしても、準備が必要です。(いきなりやって結果が出る人は天才だと思います。)
 
例えば、
 
激しい運動することがわかっているのにもかかわらず、
 
十分な準備運動を行わないまま、運動してしまった場合、運よくケガをしないで済むかもしれませんが、
 
ケガをする確率の方が高いでしょう。
 
また、
 
テスト勉強を何もせずに、テストを受けたとしても、結果が得られないことは明確だと思います。
 
したがって、瞑想においても、準備が必要になります。
 
目に見えるようなものであれば、変化がわかりやすいですが、目に見えない内面の変化を体感するには、
 
いつも以上に、入念な準備が必要だということを覚えておいてもらえたらと思います。
 
STEP1〜STEP4まであります。
 
STEP1
柔軟をしましょう
〜座る前に、筋肉のこりをほぐし、リラックスさせよう〜
 
STEP2
座り方を学ぼう
〜瞑想は、心を観察するものです。したがって、心以外に意識が向かわないように安定させましょう〜
 
STEP3
呼吸を整えましょう
〜瞑想に入る前に、最後のリラックスタイムです〜
 
STEP4
瞑想をしよう
 
瞑想の内容は、
「どんな時に、どんな気持ちになったことがあるのか、どんな行動をしたことがあるのか、どんな言葉を発しているのか」です。
 
日々の自分の行動、言葉づかい、気持ちに
 
注意を向ける練習をしていき、
 
自分とは、どんな人なのか、どんな性格なのかを観察していきましょう。
 
瞑想を行ったことがない方やまだまだうまくできないという方のために、練習問題(Case Study)を他のページに用意しますので、
 
瞑想のやり方の確認や練習に使ってみてください。
 
1人でも多くの方が、これを読んで、本当の自分に気づき、人生をよりよく、幸せに生きていくお手伝いができればと思っています。